子どもの褒め方、どんな言葉がある?

前回は幼児期にプロセスに関して褒めることが4年生時の試験結果に影響を及ぼすという論文をご紹介しました。

今回は具体的な褒め言葉がたくさん紹介されている書籍を読んでみました!

どんな褒め言葉が人を動かすのでしょうか?

ではご紹介します!

以下は、この本を読んで個人的に要約したものです。

『ほめ言葉の力』(著者:和田秀樹)について

年に一度の大賛辞よりも、小さなほめ言葉!

小さなほめ言葉を毎日かけてもらう方が人は嬉しい。人をほめることは相手をきちんと見ることから始まる
ほめられて嬉しいのは、自分の気づかない長所を他人に教えてもらう時。その人が自分の短所や欠点だと思い込んでいることの中に、ほめてあげたいものがある。

「上出来だね」とベタぼめしなくても、「あ、それいいね」「いつも丁寧だね」「やったね!」などさりげなくできるような言葉をかけてあげるのが良い。

ありのままの自分、素顔の自分を褒めてもらうと、照れ臭いくらいに嬉しくなる。
ほめて損をすることはない。

相手を信じて頼りにする

コツコツと頑張っているのに結果に結びつかない時期は誰にでもある。

「頼りにしているよ」
「あなたならできる」
「大丈夫だからやってごらん」
「頑張っているのはみんな知っているよ」など、
相手を信頼して任せる

しかし、あとのフォローも忘れないように。
「困ったときには声をかけてね」と伝えてあげる。
そして万が一失敗したり、期待を裏切るようなことがあっても、絶対に責めないでいられるかどうかが大切。

信頼の言葉をさらに強めたのが、「あなたなら安心」という言葉。
「必ず期待に応えてくれるから」ではなく、
「誰に頼むよりもあなたがいちばん安心できる」という気持ちで伝える。

いい結果を出したら
「あなたのおかげ」
「頼んでよかった」など
感謝する気持ちをしっかりと持つ
相手に感謝すると自分もいい気持ちになれる。

チャレンジ精神を褒める

子供にとっての親の励ましは大きな安心感を与える
不安もあるけれど、思い切って実行してみたことがほめられると、世界中がパッと明るくなったような気がする。
そして不安が自信に変わるというのは、それだけで忘れられない瞬間になる。

いつもと違う様子が見えたら、
「驚いた」
「意外だったよ」
という気づきの言葉をまずかけてあげよう。

その後は結果から聞き出そうとするのではなく、まず勇気を褒めてあげる
「よくやったね」
「偉いね」
「勇気出したね」など、
挑戦したこと自体をほめる

いたわりの言葉をかける

いたわりの言葉に人はほっとする。
「わたしにも同じようなことがあったのよ」と励まされても、ほんとうに苦しんでいるときにはかえって負担になることがある。

まじめで責任感の強い人ほどあせってしまうことがある。
心理的に追い込まれてしまうと自分を客観視できなくなる。

落ちこんでいるときには
「あわてなくてもいいよ」
「のんびりいこうよ」など、
相手の気持ちを楽にさせてあげる言葉をかけるのが良い。

まとめ

以上が「ほめ言葉の力」をまとめてみたものです。

今回の本は主に上司が部下に対してどう褒めるか、社内で良いチームワークを作るために部下にどう接するか、ということが中心に書かれていたので、家庭内でも活用できそうな部分をまとめてみました。

褒め言葉にもいろんな種類があるのですね!
でも、この本でも「相手をきちんと見る」というところが重要視されていました。
人を育てたり、人と成長したりするためにはしっかりと相手を見ることが大切なのだと私も思います。

どうやって褒めたらいいのかと悩んでいる方もいらっしゃるかもしれませんが、「やったね」「いいね」「偉いね」という簡単な言葉でも褒め言葉になるようですね!

書籍にも書かれていましたが、褒められて嬉しくない人はほとんどいないと思います。私もそうですが、「褒められて伸びるタイプです!」と思っている方は多いのではないでしょうか。

以前宿題をなかなかやってこない生徒がいて、毎回注意していたのですが一度だけ少しやってきたことがありました(全部じゃなかったですが)。その時に「やってきて当たり前だ!」と思う気持ちを我慢して「すごいやん!」と声をかけたら、嬉しそうに教室に入って行きました。
次の週からしばらくは毎回きちんとやってくるようになりました。

私のその言葉がきっかけとなって行動が変わったかどうかはわかりません。そしてその効力は4回ほどでした(笑)
でも、私目線で「当たり前だ」と感じている基準を少し下げて、その子目線で、その子自身の成長をほめてあげるのが大切なのだとわかりました。
これからも子どもたちの成長をしっかりと見て、声をかけていきたいと思います!

今回ご紹介した以外にもこの書籍にはほめ言葉がまだまだたくさん載せられているほかに、なぜほめることが必要なのかほめることで自分にどのようないいことがあるか、について書かれています。

ご家庭内で、職場で、状況に合わせて参考になると思いますのでぜひ手にとってみてくださいね♪

今後、NOCCではほかの書籍などもご紹介してくので、いろんな角度からご参考いただければと思います。

↓書籍情報

書籍名 ほめ言葉の力
著者 和田秀樹
1960年大阪府生まれ。東京大学医学部卒、東京大学医学部付属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学学校国際フェローを経て、現在は精神科医。「和田秀樹こころと体のクリニック」院長。国際医療福祉大学心理学科教授。一橋大学経済学部非常勤講師。川崎幸病院精神科顧問。主な著書に『「いいこと」を引き寄せる法則』『新・頭のよくなる本』『もうちょっと「雑」に生きてみないか』『新「感情の整理」が上手い人下手な人』『感情的にならない話し方』『感情的にならない本』『自分は自分人は人』(以上小社刊)など多数。
発行日 2018年5月25日
発行所 株式会社新構社

ABOUTこの記事をかいた人

Yoshino

個別指導塾と集団指導塾で、主に中学受験・高校受験の英語と国語を担当してきました。 世の中の子育てに励む全ての親御さんたちが笑顔になるような記事を書いていきたいです!!

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