学校に導入されたタブレットで、どんなことができる?

皆さんのお子さんの学校はタブレットを導入していますか?

文部科学省が公表した
教育のICT化に向けた環境整備5か年計画(2018~2022年度)」によると、
1日1回の授業では、
児童生徒が1人1台環境で学習できる環境の実現を目指すとあります。
また、超高速インターネット無線LANを100%整備するとも掲げています。
ちなみに、「学校における教育の情報化の実態等に関する調査」では平成29年度3月1日時点で、
コンピュータ1台あたりの児童生徒数は5.9人、
無線LAN普及率は89.0%のようです。

それに合わせて、各企業によるICTを利用したプログラミング学習教材や
電子ノート、教材などの急速な開発が進んでいます。

今回は、2018年8月2日と3日にインテックス大阪であった
教育ICT展というイベントに参加してきました。

ここでは、学校や家庭向けに
子ども向けのタブレットでの学習システム
プログラミング教材
先生たちが教材を作るためのソフトや
印刷機などが数多く展示されていました!

その全てをご紹介することはできませんが
個人的に気になった一部の商品を
学習システム>と<プログラミング>に分けてご紹介しようと思います♪

 

<学習システム>

まずは教育現場と家庭をつなぐ機能がついたタブレット、
mypa(マイパ)。(株式会社 希Wing)
毎日配るプリントをWEBで配信したり
入退室管理や生徒対応履歴、
授業やイベントの動画の配信
などの機能がついています。

これなら万が一予定が合わずお子さんのイベントを見逃しても
あとで見ることができそうです♪
また、学校についた時間や出た時間がリアルタイムで配信されるので
安全面でも安心ですね♪

 

続いては協働学習やアクティブラーニングに活用できるタブレット、
dynaCshool TruNote Classroom。(東芝クライアントソリューション株式会社)
児童生徒のタブレットでデジタルノートやホワイトボードを共有したり
先生は、教材の配布や児童生徒の進捗モニタリング、成果物の回収ができたりするようです。

模造紙に書き込むように、みんなでノートを共有することで
新たなアイデアが生まれそうだし、
そこに先生からのアドバイスも加わることで
学習もより捗りそうです♪

 

そして次は小学生向けドリル学習サービス、
やるkey。(凸版印刷株式会社)
先生が授業と関連した問題を出題し
子どもたちが目標を立てて学習、
その習熟状況やがんばりを見ることができます。

つまづきポイントを分析して、児童一人ひとりに最適な問題を自動出題してくれたり
漢字や言葉の意味についての出題もしてくれるので
習熟度がより深まりそうです♪

 

今度は小・中学校向け教材、
ニューワイド教材ライブラリ。(株式会社学研プラス)
辞典や図鑑、地図や理科実験図鑑などが搭載されており
動画や写真つきでわかりやすく解説してくれます。

辞書や図鑑をたくさん持たなくても
これ1台でいつでもどこでも調べることができるのは便利ですね。
お子さんの好奇心もどんどん出てきそうです♪

また、同じ会社からニューコース学習システムというものも出されています。

 

こちらは実際に学習するときに使うものなので
上の教材と合わせて使うとより効果的ですね♪

 

<プログラミング>

まずは、人型ロボットを活用したプログラミングツール、
pepper。(ソフトバンクグループ株式会社)
pepperをプログラミングすることを通して
楽しみながら知識・技術を身につけられます

pepperを実際に見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
登下校のお出迎えや図書館での案内など
プログラミング教育以外でも活用されているそうです。
自分がプログラムした通りにロボットと会話できると
子どもたちの興味を引き出せそうですね♪

 

次は小学校向けプログラミング教材、
アーテックロボ(株式会社アーテック)
信号機やロボットカー、センサーやすごろくなど
多種多様なラインナップ

カタログも見ましたが、本当にいろんなものがあるようです。
各学年に応じたレベルのものもあるので
児童たちの興味に応じたセットを選ぶことができそうですね♪

 

最後は小学校向けプログラミング教材、
ぴたっと!プログラミング。(スズキ教育ソフト株式会社)
掃除や料理など子どもの生活に根差したストーリーに沿って
学ぶことができる。

これは画面の中でアニメーションとしてロボットが現れ
そのロボットと共にプログラミングを学ぶようです。
身近な話題ということから
プログラミングに親しみを持ちやすくなりそうです♪

 

いかがでしたか。
今回ご紹介した以外にも、
本当にたくさんの製品が出展されていたし
どれもそれぞれに魅力的な部分があって
楽しく参加することができました。

もうすでにお子さんが使っているものがある方も
いらっしゃるかもしれません。
個人的にプログラミングは苦手なのですが
今回ICT展に参加したことで
私も勉強してみようかなと思いました。

子どもたちが楽しく、興味を持って学べるということが
一番大事だと思います。
今回の教育改革で、子どもたちの通う学校が
より充実した場所になってほしいと思いました♪

NOCCでは、今後も子育てに役立ちそうな情報をご紹介していきますので、
ぜひ時間があったらホームページを覗きに来てください♪

ABOUTこの記事をかいた人

Yoshino

個別指導塾と集団指導塾で、主に中学受験・高校受験の英語と国語を担当してきました。 世の中の子育てに励む全ての親御さんたちが笑顔になるような記事を書いていきたいです!!