お風呂で楽しく覚えよう!「ひらがなカード」DIY

こんにちわ。秋も深まり朝晩は寒くなってきましたね。お風呂に入るのも気持ちいい季節です。皆様は子どもとお風呂に入る時、何をして過ごしていますか?おもちゃで遊んだり、お話をしたり、しりとりをしたり。バタバタした日常の中でも、お風呂の中では子どもとゆっくりコミュニケーションをとる絶好のチャンスではないでしょうか

我が家でも毎日、子どもの「今日楽しかったこと」を聞くようにしています。そして私自身もその日感じた些細な幸せの話をします。そして、昔から習慣にしていること。それはお風呂の中でちょっとしたお勉強をすることです。勉強と言っても紙に書いたり本を読んだりはできませんが、最近では百円均一でお風呂で覚える一覧表シリーズを買うことができます。ひらがなにアルファベット、九九や都道府県。机に向かう勉強は苦手でもお風呂でなら楽しく覚えることができます

ただ、一覧表を見るだけではなかなか頭に入りにくいもの。そこでゲーム感覚で覚えることができて、お風呂でも使える「ひらがなカード」というものを作ってみたのでご紹介します。

「ひらがなカード」とは

ひらがなカードとはその名の通り、ひらがなの書いたカードです。表にはひらがな一文字が。そして裏にはその文字から始まる言葉のイラストが描かれています。紙や画用紙でつくるものもいいですが、お風呂で使うものとして作るため、ここではカラーボードというものを使います。簡単に、そして楽しく作ることができるのでぜひ作ってみて下さい。

 

「ひらがなカード」の材料

(全てダイソー購入品)

  • カラーボード:できるだけ薄いものがいいです。何色かあったほうが見た目も華やかで楽しくなります。今回はダイソーの4色入ったカラーボードを購入しました。
  • お風呂用ひらがな一覧表:どんなものでも構いません。
  • 油性ペン:何色でも、好きな色でかまいません。たくさん色がある方がかわいくできます。
  • 洗濯ネット(できれば吊り下げ部付きで小さいもの):カードを収納するのにあれば便利です。
  • はさみかカッター、定規

「ひらがなカード」の作り方

1.購入したひらがな一覧表のサイズを測る

カードを作るにあたり、ひらがな一覧表のサイズに合わせる必要があります。一覧表のひらがな一文字のマスの大きさを定規で測ります。そして一回り(5mm~1cmほど)小さいサイズで縦横のサイズをメモしておきます。

2.カラーボードを1で測定したサイズに切っていく。

カラーボードに1のサイズで升目を書き、切っていきます。カッターで切るとまっすぐ簡単に切れますが、はさみを使用しても構いません。あ~んまでの50音に加え、「やゆよ」や「わをん」の間のマスを切って、作るとよいでしょう。また、色もア行、カ行という風に分けてもいいし、ランダムに色分けしてもかわいく出来上がります

 

3.ひらがなを書く

2で切ったカード一枚一枚に油性ペンでひらがなを一文字ずつ書いていきます。

4.裏にイラストを描く。

そのひらがなから始まる言葉を考え、簡単なイラストを描きます。もちろん子どもに書いてもらってもOK!もし兄姉がいる場合は、お姉ちゃんやお兄ちゃんに言葉のアイデアをもらったり、絵やひらがなを書いてもらっても楽しく作ることができます。もちろん、絵がうまく書けなくてもご愛敬!今回、我が家では3歳の知り合いの子どもにプレゼントするために、小学校低学年の娘に手伝ってもらいながら作製しました。

ちなみにこれ

「ロープ?これ、へびみたいー!」そんなこんなで和気あいあいと話しながらあっという間に50枚できました。余分に作ったカードには好きなイラストをなんでもいいので書きます。

5.ひらがなカード完成!

カラーボードを切って絵を描くだけでカードが完成!カラーボードは水に強いのでお風呂の中で使えます。また、水に浮いたり、水を付けるとお風呂の壁に簡単にくっつくのでこれを使ってお風呂の一覧表と併用して覚えたり、カルタ遊びをすることができます。それではいろんな使い方(遊び方)をご紹介します。

「ひらがなカード」の使い方

ひらがなカードはモノの言葉を覚え始めたころから、ひらがなが完璧に読めるようになった小学生まで様々な使い方をすることができます。まずは準備として、湯船にひらがなカードを散らばせ、お風呂用の50音表を壁に貼り付けておいてください。

レベル1.絵当てクイズ

まずはひらがなを覚える前の導入編。カードの絵の方を見せて「これは何かな?」とクイズを出して答えてもらいます。そして正解したら裏のひらがなを見せて「これは『あり』の『あ』だよ。」と伝えます。答えられたらお風呂用50音表のそのひらがなの上に貼ります。(カードがぬれた状態なので、表に引っ付きます。

レベル2.ひらがな探し

カードのひらがなの方を見せます。そして50音表を見て、「このひらがなはどーこだ!」と問題を出します。表の中に同じ文字を見付けることができたらカードを表のその文字のところに貼ってもらいます。

レベル3.ひらがなクイズ

ひらがなに慣れてきたら少しずつ覚える練習です。カードのひらがなの方を見せ、「これは何かな?」と問題を出します。最初は難しいのでヒントとして行ごとに問題を出したり、ちらっと裏のイラストを一瞬見せて答えてもらいます。(最初はすぐに裏を見たがります笑)。そのひらがなを答えられたら正解!正解したら50音表に貼っていきます。正解するごとに表が埋まっていくので、これもまた子どもにとっては嬉しいですよね

レベル4.カルタ遊び

まずお風呂に全て同じ面を向けて浮かべます。そしてお題を出してそれを探してもらいます。定番の「カルタ遊び」ですが、こちらもお子様がどこまで覚えたかによってレベルを変えて楽しむことができます。ここではお題の例を「りんご」の言葉とします。

  1. 言葉を覚え始めたら→絵を上に向けて浮かべ、「りんごはどーこだ?」でりんごの絵を探してもらう。
  2. ひらがなを覚え始めたら→文字を上に向けて「りんごの『り』はどーこだ?」で『り』のカードを探す。
  3. ひらがなをしっかり覚えたら→文字を上に向けて「『り』はどーこだ?」とひらがなのみをお題にする。

兄弟などでひらがなを覚える時期の差がある場合は一緒に楽しむことは難しいもしれませんが、ひらがなを覚えてしまえば一人でも二人以上でも、大きくなるまで楽しむことができる遊びです

レベル5.ことば作り

ここからはひらがなを完璧に覚えることができたら遊ぶ言葉作りのゲームです。まず、カードを全てひらがなの面を向けて一覧表のそれぞれのひらがなの上に貼ります(お風呂に浮かべても構いません)。できるだけ中のイラストにない言葉をお題として出します。例えばお題が「けむし」なら『け』『む』『し』の3つのカードを選んでお風呂の壁に並べて貼ります。文字数が多いほど難しくなります。

レベル6.ことばみつけ

レベル5ではお題に沿ってひらがなを見つけて並べましたが、今度は自分自身で言葉を考えてもらいます。レベル5同様、ひらがなの面を一覧表に貼るかお風呂に浮かべます。そして、その中でできる言葉(何文字の言葉でもOK)を自分で作って並べて貼ってもらいます。一つ言葉ができたら残ったひらがなでまた次の言葉を作り、これを言葉が作れなくなるまで繰り返します。どんどんひらがなが減ってくるので、減るごとに言葉作りが難しくなってきます。何個言葉ができたかな?

 

様々な遊び方をご紹介しましたが、どの方法も楽しく遊び感覚で学習できるのでその時のレベルに合わせた遊び方をしてみて下さいね。

気になる衛生面。片付け方は?

今回のカードだけではなく、お風呂のおもちゃは保管方法により衛生面も気になりますよね。カードはバラバラになってなくしたりすることもあります。そこで、このカードの収納としてお勧めするのは、「洗濯ネット」です。小さめでできればひっかけられるものを選びましょう。お風呂のタオルかけなどにかけておけば通気性もよく、ばらばらにならずに保管することができます

ひらがなだけじゃない!お風呂カードの応用編

今回、お風呂のひらがなカードをご紹介しましたが、ひらがなだけでなく、市販で売られているお風呂用一覧表に合わせて、アルファベットや九九のカードとしても使用することができます。我が家には現在小学校2年生の娘がちょうど九九を覚えている途中なので、この秋冬はお風呂九九カードが大活躍!裏返せば答えが描いてあります。

まとめ

お風呂で使うことのできる「ひらがなカード」いかがでしたか?作るときは少し手間ですが、作製段階でも子どもと楽しむことができ、成長とともに長く楽しむことができるので、作って遊んでみて下さいね。ただ、夢中になってしまうので、お風呂でのぼせないように注意が必要です。

子どもと過ごす大切なお風呂の時間。ほっこりとした空間で親子の絆を深めてみませんか?

NOCCでは、今後も子育てに役立つような、DIYの情報を載せていきますので、
ぜひ時間があったらホームページを覗きにきてください♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です。
いただいたコメントの内容はすぐには公開されませんのでお気軽にどうぞ。非公開をご希望の方はその旨お伝えください。